日本語TOPタツ青木が語る時>大量生産のおそばは均等の幅であり、手打ちにはむらがある

大量生産のおそばは均等の幅であり、
手打ちにはむらがある−3

あたふたCD第一弾「ライブ@ブルーライダー・シアター」は世界初のサイバー・プロダクションという素晴らしい企画であるとと同時に、僕もべーシストとしては世界でただ一人ソロアルバムを多数発表し、ソロコンサートを続けているアーチストとしての実績を拡張することができました。

ブルーライダー・シアターでのライブは、1996年7月の時点で自分の求めている表現の集大成としてチャレンジしたものです。僕はソロの演奏では、ライブ評、アルバム評などでいろいろ書かれていたので、このライブは某レコード会社がリリースを企画していました。実際にコンサートが収録されてから、「あたふたCD」という山本Kさんのアイデアが勃発して、それではやるかという形で今回の企画になりました。

いままでに自分作品以外にもいろいろなスタイルのCD制作に取り組んできましたが、今回のような企画はもちろん生まれてはじめてのこと、面識さえない皆様からの援助によって作品を発表するということは不思議でうれしい気持ちです。リモートプロデューサーという今回のような方法は、この「あたふたCD」を手本に今後いろいろな形でインターネットに出現することでしょう。共同制作に賛同して下さった皆さんは歴史の1ページを開いたのであります。皆様の貢献と共に僕もまたひとつ記録を達成しました。

(終)


山本Kから

『コンセプトのない表現は、とみに意義主張の必要性を持たないので、突き詰めてみると「伝達」をするという(芸術)本来の目的なくしておこなわれるので、あってなくてもいい・・・どうでもいい世界になってしまうのです。内容のない情報はなくてもいいということです。』

これに続く部分は、今回青木さんの原稿を再編集するにあたり最も考えさせられた部分です。
『可能性を信じて、一作、一作に真剣に挑むことをしなくてはいけません。しかしそれがいつも成功するとは限らないのであります。』 これは音楽だけでなく、あらゆること、WEBページ制作も含めて、あてはまることだからです。

青木さんのソロ・ライブアルバムであり、読者の皆さんと共同制作したあたふたCD第1弾「Live at Blue Rider Theatre」は、Jazz&Blues専門誌 『DOWNBEAT』 98年1月号にて、97年のシカゴを代表する7枚のCDを紹介した「A New Chicago 7」と題する特集ページにて取り上げられました。

97月4月の正式リリースから時間が経っていただけに、制作に参加して下さった皆さんもビックリかと思いますが、あたふたCDはこれまでの2枚のリリースで、全米を代表する音楽誌 『DOWNBEAT』 と『JAZZIZ』の両方を制覇する快挙となりました。何よりも青木さんとその音楽に感謝すると共に、インターネットを通して共同制作するという企画に賛同して下さった皆さんに感謝します。


97/03/13 青木達幸の内面構造
98/01/12 加筆・編集



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